1948-12-08 第4回国会 参議院 本会議 第6号
更に從來比較的閑却され、冷遇されて來ました大衆勤労青年教育は極めて重要なものと考えられますので、これに対する見解と構想があれば承わりたいと存じます。 最後に吉田首相兼外相に質問いたします。
更に從來比較的閑却され、冷遇されて來ました大衆勤労青年教育は極めて重要なものと考えられますので、これに対する見解と構想があれば承わりたいと存じます。 最後に吉田首相兼外相に質問いたします。
本年度の定時制高等学校の金額につきましては、仰せの通りきわめて小額でございまして、これをもちましては大衆勤労青年の教育を、さしあたりただちに十分やつていけるとは考えていないのでございますが、御承知の通り青年学校を全部廃しまして、今回定時制高等学校に改めましたのは、形式的にむりに勤労青年の就学の数を増すということでなしに、実質的にほんとうによい教育を受けさせていこうという意味から、きわめて可能なる数を